我楽多ノート

自分の見た事や体験した事、感動した事を綴るブログ

ナノブロック de プリム 【No.33】

聖剣伝説2の紅一点、プリムを作りました。

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先に紹介した2キャラと比較して、特徴を出すのが難しかったです。

ランディは剣、ポポイは杖、という具合に装備のイメージがあるのですが、プリムは特定の武器を持っているイメージがありません。
カラーリングに関して、ブロックでは細かすぎる表現は出来ないのですが、あまりにデフォルメしてしまうと伝わらなくなってしまいます。
服と髪でどうにか表現しましたが、ちゃんとプリムになっているでしょうか?

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髪に関しては派手に流すようにして、躍動感を出しました。
女性らしさを出す意味でも、髪にはかなり主張してもらっています。

あと背中がセクスィー。

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女性キャラということもあって、首を物凄く細くしています。
首がガクガクして、すっ取れそうな気分です。

そこで、髪を途中で二股に別れさせ、細く右肩にかける形にしました。
髪の表現であると同時に、頭部の支えにもなっているわけです。

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ピョンと跳ねた片足が可愛く出来ました。
普通に二本足で立たせる方が圧倒的に簡単なのですが、ポーズに拘ったことで出来上がりが向上したかと思います。

横から見ると、足首を細く作っていることも解って頂けるかと。

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掌を上に向けて両腕を広げているポーズです。
自分的に、ポッチ側は手の甲、溝側が手の平に当たると思っているので、手首から先はポッチを反転させています。

肩から腕にかけては素肌が露出しているのに、手首にはリストバンドを巻いているので、逆スロープを使ってどうにか表現しました。
実は両腕が対称になっておらず、腕の角度が違うあたりも意図的に作っています。

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というわけで、ゲーム画面に可愛らしく華を添えてくれる、プリムでした。


聖剣伝説2に関して、もう1記事続きます。
次回は精霊たちの登場ですよ!

それでは!

ナノブロック de ポポイ 【No.32】

前回のランディに引き続き、聖剣伝説2の登場キャラクター「ポポイ」を作りました。

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杖+ローブという格好で、いかにも魔法使いって感じですね。

注目して欲しいのは、頭の羽飾りです。
羽飾りが自然な角度になるよう、頭部に斜めに刺すテクニックを使いました。

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袖の存在感が大きいので、肩の関節部の細さが目立ちやすいと思い、関節パーツを半ポッチ内側に入れました。
1ポッチずらすと関節パーツが干渉してしまうので、半ポッチが限界です。
これにより、多少は関節を隠すことが出来たかな、と思っています。

袖口のエメラルドグリーンは、見えない位置で内部まで突き刺さっているので、構造的には安定しています。

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ロングヘアを真っすぐ落とすだけだと硬質的になってしまうので、下端で広げるようにしました。
まだ自然な広がりを表現しきれていないと思っています。

髪は本当に難しいです。
要勉強ですね。

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左腕と同じ構造ですが、右手には杖を装備しています。

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やむを得ずクリアパーツで杖を支えています。
クリアは見えない方が理想的なのですが、変に杖の構造を複雑にすると見た目がゴチャゴチャするので、この形でシンプルにまとめました。

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胸の位置のブローチみたいな石にも、羽飾りが2枚付いています。
自然に斜め方向に羽を出すために、クリアブルーは2×2角丸を採用しました。

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最後に斜め上からのカット。

撮る角度によって、格好良く写せないかな~、と色々模索しています。
見せ方というのは重要だと思うのですが、写真は難しいですね。


以上、聖剣伝説2のキャラクター二人目、ポポイでした。
個人的に魔法使い系は大好きなので、作っていて楽しいキャラでした。

次の投稿では、三人目のプリムを公開予定です。
唯一の女性キャラにご期待下さい(笑)。

それでは!

ナノブロック de ランディ【No.31】

かつてのゲーム全盛期には、数多くの名作ゲームが次々と産まれ、少年たちを楽しませてくれました。
特にファミコンからスーパーファミコンに移り変わった時代には、その表現の広がりによって生み出される驚嘆と感動が、ゲームというものに無限の可能性を感じさせてくれたものです。

今回の作品は、そんな不朽の名作「聖剣伝説」の主人公ランディです。

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青を基調とした服装に、ヘアバンドやリストバンド、腰布の赤色が映えます。
腰布は巻いている方向がきっちり表現できるよう、腰をグルっと回る途中で1ドットずらしました。

昔は全然気にしてませんでしたが、ランディくんは左利きなんですね。この作品のために画像検索していて初めて気が付きました。
剣を振り回すキャラは右利きであるような、勝手なイメージをなんとなく持ってました。

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後方から見ると、剣の柄の位置関係がおかしいです(苦笑)。
リストバンドを巻いているせいで、ちょっと構造的に無理をした部分なのです。
正面からはキレイに見えるように調整しましたが、全方向には対応できませんでした。

個人的には、キャラクターものを作るとき、手から腕にかけての表現が難しいと感じています。
シンプルな分、ちょっとした表現一つで完成度への影響が大きく出るんですよね。

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後頭部。茶色の色むらが残念。。。
全て同一の色であるよう、脳内補完をお願い致します(笑)。

肩や鞘の関節パーツが目立ちます。そのせいで少し腕が長く見えてしまいますね。
半ポッチ内側に入れる技もあるのですが、他の部分に影響を及ぼす組み方になるので、今回は簡単な組み方にしました。

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剣を左手で握っているので、鞘を右腰に装備しています。
肘を曲げていて、前腕が直線的になっているので、リストバンドも楽勝です。

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ヘアバンドの飾りが前方に垂れている感じです。
これにより、民族衣装みたいな印象が表現されている気がします。

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最後に正面から。
キャラもの制作において、超重要な位置を占めるのは髪型だと思います。

マンガやゲームでよくあるツンツン髪ですが、ブロックでは表現が難しいです。
スロープパーツを駆使して、右向きになるよう尖らせました。ツンツンにも方向があるので、それを感じてもらえると嬉しいですね。


聖剣伝説2のキャラクターは、ランディの他に2人登場します。
その2キャラについても制作済みですので、このブログに順次アップしていきたいと思います。

それでは!

ナノブロック de 酉 【No.030】

みなさん、明けましておめでとうございます。
2018年です。戌年です。

世間では戌年ですが、このブログは酉年です(?)
去年作製した作品を順次アップしていきますので、文句のある奴は歯ァ食いしばれって感じですよ!(ヤケクソ)




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ニワトリさんが骨付きチキンに出会った。

もしナノブロックにあまり詳しくない方がご覧になっていましたら、「なかなかニワトリ上手いじゃん」と思うかもしれません。
言っておきますけど、ニワトリは市販品ですからね。オリジナルは骨付きチキンの方ですからね。




今、「うわ、ショボ...」って思った人、














歯ァ食いしばれ!(二度目)














とまあ、今回は凄く簡単な作品です。

あまり深く考えず、ちょいちょいっと作るのも楽しいものです。
凄い物を作らなきゃ!とばかり考えていると、何も作れなくなってしまいますからね。

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f:id:psamin58:20171230134416j:plain 一色だけだと全然おいしそうに見えないので、茶色系を複数使って焼き色を表現しています。


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また、チキンの下に敷いた皿ですが、これはちょっとしたテクニックの練習として作りました。
若干マニアックな組み方をしているのですが、解りますでしょうか?

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お皿を新円に近づけるためにスロープパーツを使っているのですが、実はポッチを180°変換しています。
お皿の端部を全周ツルっと表現するためです。

それを実現するための構造が、、、




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こんな感じ。
フラットパーツを使いつつ、互いに噛み合うような構造になっているのです。

もちこん今回の作品を作るだけが目的であれば、こんな面倒な組み方は必須ではありません。
こういった構造を更に複雑に組み合わせれば、何か面白い表現が出来ないだろうか、とぼんやり考える中での練習作といった感じでしょうか。

そんな小さな閃きや思い付きを蓄積していった先に、なんらかの造形力が身につくであろうと信じて、今年もチマチマと作品を組んでいこうと思います。
自分の成長を感じられる一年になると良いな。

それでは!

ナノブロック de クリスマスツリー 【No.029】

メリークリスマス!

...すいません、書いているのは12/30の年末です。
完全にクリスマスに間に合ってませんね。

今回はクリスマス用に作製した、ナノブロックのオリジナル作品をアップします。
ちょっとだけ更新が遅れちゃった、みたいな風ですが、作ったのは去年の12月なのです。

現実から一年遅れというダメっぷりを発揮しております。。。
でも、せっかく作った物なので、ボチボチ公開していこうかな、と思います。

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クリスマスツリー状の台座を飾り付け、まめナノサイズのサンタやトナカイ、雪だるまやプレゼントなどを配置しました。
形としてはシンプルですが、ひたすらグリーンでツリーを作るのが地味に大変でしたね(苦笑)

ちょうどクリスマスのアイテムが店頭に並ぶ時期に、雑貨屋で見た置物にインスピレーションを受けて作製したものです。
そのため自分の感性では出来ないような可愛らしい作品となり、家族からもなかなかの好評でした。

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個人的には、このベルが気に入ってます。
小さいサイズで、なかなか上手く表現できた気がするのですが、如何でしょう?







おそらく2017年の更新はこれで最後かと思います。
来年はもう少しスピーディに更新できるんですかねぇ。どうなんですかねぇ。

継続できている、とは言い難い感じではありますが、来年もマイペースにやっていきたいと思います。
皆様もお付き合い頂けますと嬉しいです。

2018年も宜しくお願い致します。
それでは!

ナノブロック de ザ・フール 【No.028】

ジョジョの奇妙な冒険第三部より、砂のスタンド「ザ・フール」です。

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ネイティブインディアンを思わせる造形に、動物らしさをミックスしたようなデザインです。 頭の羽飾りを実現するために、頭部の構造がちょっと不安定になりましたが、ヘタに触らなければ大丈夫です。

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胴体を前傾させたまま、顔を前に向けられるよう、首の接合を斜めにしています。
別の作品でも使ったテクニックで、ポーズに動きを出せるので気に入ってます。

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脚は無く、下半身はタイヤになっています。
我ながらマニアックな組み方になりましたが、特殊パーツの力で実現できました。

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原作を読んでいるときには、ほとんど気にしていなかったお尻。
本当はジェット噴射でも吹きそうな、なんかゴツいお尻なのですが、タイヤの方を重視してお尻は控えめになりました。

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原作のポーズを再現するため、さり気なく両手の手首の向きを変えてます。
ジョジョといえば、やっぱりポーズですよね!







ジョジョを読んだことのある方なら、ザ・フールの別バージョンもご存知のはず。




野郎...空まで飛べるのか!




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砂で翼を作り、宙を舞います。翼の本当のサイズはこの2~3倍あるのですが、崩れてしまうのでこれくらいで。
本体である犬のイギーを抱えたまま飛べるので、スタンド能力の射程距離に関係なく飛べるのです。

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翼からホイールまで糸が繋がっており、ぶら下がっているデザインです。
ブロックでは支えきれないので、クリアパーツでの補強を入れました。(それでも脆いですが...)

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翼の厚みは一枚分で、1×2のC関節に糸を突き刺しています。
もっとクリアを隠せれば良かったのですが...。

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翼はコウモリを想起させるような、とげとげしい形状になってます。
地味~にニコイチを使って、微妙な調整をしながら組みました。

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自分は気に入っているのに、奥様に不評のイギー&ザ・フールでした(苦笑)
それでは!

第二回nanoblock作品展

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初参加にして初欠場。
nanoblock作品展の歴史に、台風と共に深い爪痕を残したピサミンです(涙)。

2017年10月21~22日、有志23名によるナノブロック作品展が開催されました。
自分の作品を見て頂けるチャンスとばかりに参加を表明していたのですが、直前のドタキャンにより多くの方にご迷惑をおかけしてしまいました。

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昨年催された第一回の作品展では、一般客として来場し、非常に楽しむことが出来ました。
今年は展示側となり、とても楽しみにしていただけに、今回の件は残念でなりません。

このタイミングで、家族が何かの呪いレベルに体調を崩してしまい、毎日てんやわんやしていました。
そのために、平日に週5で有給休暇を取るという荒業を成し遂げた直後の土日となると、趣味のために外出するのはちょっと不可能だったのです。

急遽、作品写真を用意して頂けたようで、ただの空白の棚になることを避けられたのが、せめてもの救いでした。
なんて仕事が早いんでしょう...。

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来場して下さった皆様には、やはり実物を見て頂きたかったですし、尊敬するビルダーさん達と作品を並べたかった...。
今後はもっと作品のクオリティを高めて、次回の作品展でお披露目するということで、せめてものお詫びとしたいですね。

22名のビルダーさん達の手で、ナノブロックの魅力は間違いなく広まったと思います。
次回こそは自分も肩を並べられるよう、地獄の底から勝手に蘇ってきます!

それでは!







余談ですが、ナノブロックビルダー達の間で交換される「ナノ名刺」なるものを、作品展に向けて量産していました。
無駄にカラーバリエーションを揃えた名刺は、いつか誰かと交換できる日が来るのでしょうか(涙)。

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ナノ名刺は静かに時を待つ―――。
To be continued...