ナノブロック de 酉 【No.030】
みなさん、明けましておめでとうございます。
2018年です。戌年です。
世間では戌年ですが、このブログは酉年です(?)
去年作製した作品を順次アップしていきますので、文句のある奴は歯ァ食いしばれって感じですよ!(ヤケクソ)
ニワトリさんが骨付きチキンに出会った。
もしナノブロックにあまり詳しくない方がご覧になっていましたら、「なかなかニワトリ上手いじゃん」と思うかもしれません。
言っておきますけど、ニワトリは市販品ですからね。オリジナルは骨付きチキンの方ですからね。
今、「うわ、ショボ...」って思った人、
歯ァ食いしばれ!(二度目)
とまあ、今回は凄く簡単な作品です。
あまり深く考えず、ちょいちょいっと作るのも楽しいものです。
凄い物を作らなきゃ!とばかり考えていると、何も作れなくなってしまいますからね。
一色だけだと全然おいしそうに見えないので、茶色系を複数使って焼き色を表現しています。
また、チキンの下に敷いた皿ですが、これはちょっとしたテクニックの練習として作りました。
若干マニアックな組み方をしているのですが、解りますでしょうか?
お皿を新円に近づけるためにスロープパーツを使っているのですが、実はポッチを180°変換しています。
お皿の端部を全周ツルっと表現するためです。
それを実現するための構造が、、、
こんな感じ。
フラットパーツを使いつつ、互いに噛み合うような構造になっているのです。
もちこん今回の作品を作るだけが目的であれば、こんな面倒な組み方は必須ではありません。
こういった構造を更に複雑に組み合わせれば、何か面白い表現が出来ないだろうか、とぼんやり考える中での練習作といった感じでしょうか。
そんな小さな閃きや思い付きを蓄積していった先に、なんらかの造形力が身につくであろうと信じて、今年もチマチマと作品を組んでいこうと思います。
自分の成長を感じられる一年になると良いな。
それでは!
ナノブロック de クリスマスツリー 【No.029】
メリークリスマス!
...すいません、書いているのは12/30の年末です。
完全にクリスマスに間に合ってませんね。
今回はクリスマス用に作製した、ナノブロックのオリジナル作品をアップします。
ちょっとだけ更新が遅れちゃった、みたいな風ですが、作ったのは去年の12月なのです。
現実から一年遅れというダメっぷりを発揮しております。。。
でも、せっかく作った物なので、ボチボチ公開していこうかな、と思います。
クリスマスツリー状の台座を飾り付け、まめナノサイズのサンタやトナカイ、雪だるまやプレゼントなどを配置しました。
形としてはシンプルですが、ひたすらグリーンでツリーを作るのが地味に大変でしたね(苦笑)
ちょうどクリスマスのアイテムが店頭に並ぶ時期に、雑貨屋で見た置物にインスピレーションを受けて作製したものです。
そのため自分の感性では出来ないような可愛らしい作品となり、家族からもなかなかの好評でした。
個人的には、このベルが気に入ってます。
小さいサイズで、なかなか上手く表現できた気がするのですが、如何でしょう?
おそらく2017年の更新はこれで最後かと思います。
来年はもう少しスピーディに更新できるんですかねぇ。どうなんですかねぇ。
継続できている、とは言い難い感じではありますが、来年もマイペースにやっていきたいと思います。
皆様もお付き合い頂けますと嬉しいです。
2018年も宜しくお願い致します。
それでは!
ナノブロック de ザ・フール 【No.028】
ジョジョの奇妙な冒険第三部より、砂のスタンド「ザ・フール」です。
ネイティブインディアンを思わせる造形に、動物らしさをミックスしたようなデザインです。
頭の羽飾りを実現するために、頭部の構造がちょっと不安定になりましたが、ヘタに触らなければ大丈夫です。
胴体を前傾させたまま、顔を前に向けられるよう、首の接合を斜めにしています。
別の作品でも使ったテクニックで、ポーズに動きを出せるので気に入ってます。
脚は無く、下半身はタイヤになっています。
我ながらマニアックな組み方になりましたが、特殊パーツの力で実現できました。
原作を読んでいるときには、ほとんど気にしていなかったお尻。
本当はジェット噴射でも吹きそうな、なんかゴツいお尻なのですが、タイヤの方を重視してお尻は控えめになりました。
原作のポーズを再現するため、さり気なく両手の手首の向きを変えてます。
ジョジョといえば、やっぱりポーズですよね!
ジョジョを読んだことのある方なら、ザ・フールの別バージョンもご存知のはず。
野郎...空まで飛べるのか!
砂で翼を作り、宙を舞います。翼の本当のサイズはこの2~3倍あるのですが、崩れてしまうのでこれくらいで。
本体である犬のイギーを抱えたまま飛べるので、スタンド能力の射程距離に関係なく飛べるのです。
翼からホイールまで糸が繋がっており、ぶら下がっているデザインです。
ブロックでは支えきれないので、クリアパーツでの補強を入れました。(それでも脆いですが...)
翼の厚みは一枚分で、1×2のC関節に糸を突き刺しています。
もっとクリアを隠せれば良かったのですが...。
翼はコウモリを想起させるような、とげとげしい形状になってます。
地味~にニコイチを使って、微妙な調整をしながら組みました。
自分は気に入っているのに、奥様に不評のイギー&ザ・フールでした(苦笑)
それでは!
第二回nanoblock作品展
初参加にして初欠場。
nanoblock作品展の歴史に、台風と共に深い爪痕を残したピサミンです(涙)。
2017年10月21~22日、有志23名によるナノブロック作品展が開催されました。
自分の作品を見て頂けるチャンスとばかりに参加を表明していたのですが、直前のドタキャンにより多くの方にご迷惑をおかけしてしまいました。
昨年催された第一回の作品展では、一般客として来場し、非常に楽しむことが出来ました。
今年は展示側となり、とても楽しみにしていただけに、今回の件は残念でなりません。
このタイミングで、家族が何かの呪いレベルに体調を崩してしまい、毎日てんやわんやしていました。
そのために、平日に週5で有給休暇を取るという荒業を成し遂げた直後の土日となると、趣味のために外出するのはちょっと不可能だったのです。
急遽、作品写真を用意して頂けたようで、ただの空白の棚になることを避けられたのが、せめてもの救いでした。
なんて仕事が早いんでしょう...。
来場して下さった皆様には、やはり実物を見て頂きたかったですし、尊敬するビルダーさん達と作品を並べたかった...。
今後はもっと作品のクオリティを高めて、次回の作品展でお披露目するということで、せめてものお詫びとしたいですね。
22名のビルダーさん達の手で、ナノブロックの魅力は間違いなく広まったと思います。
次回こそは自分も肩を並べられるよう、地獄の底から勝手に蘇ってきます!
それでは!
余談ですが、ナノブロックビルダー達の間で交換される「ナノ名刺」なるものを、作品展に向けて量産していました。
無駄にカラーバリエーションを揃えた名刺は、いつか誰かと交換できる日が来るのでしょうか(涙)。
ナノ名刺は静かに時を待つ―――。
To be continued...
ナノブロック de 鉄腕アトム 【No.027】
死んだ息子の代わりとして天馬博士によって作られたものの、身長が伸びないことでバケモノ呼ばわりされ、サーカスに売り飛ばされた可哀そうな子です。
その後、お茶の水博士に救われて、心優しいロボットとして活躍しました。
10万馬力に加えて、7つの特殊能力を持っている凄いロボットですよ!
シンプルな配色でありながら、特徴が伝わりやすいです。
天才漫画家のデザインは伊達じゃありませんね。
カワダ純正品「ディスプレーアーム」によって、華麗に宙を舞うことが出来るのです。
アームの先端はお尻にグサッと刺さっております(笑)。
お気に入りのジェット噴射。
2*2角丸パーツのお陰で、満足のいく表現が出来ました。
アトムの髪型がきちんと見える角度です。
漫画みたいに常に2本の角が見えるというのは不可能です(苦笑)。
こうして片腕を伸ばしたポーズで飛ぶことも多いですが、両腕を曲げて飛ぶこともありますよね。
左右非対称の方が面白いので、伸ばしたバージョンを採用しました。
以前も同サイズの人型を組んでいましたが、アトムを作るタイミングでちょっとだけ構造を変えました。
今までよりバランスが良くなった気がします。
首が上向いているように、角度を付ける組み方を模索しました。
斜め上を見上げているような形に出来たことで、かなり自然なポーズになったと思います。
首の角度を実現した構造がこれです。胴体から関節パーツの凸部が飛び出していて、首後ろの関節パーツ凹部に結合しています。
関節パーツを使用してはいますが、自由度はほとんど無く、割としっかり固定されてます。
ディスプレーアームのお陰で、斜めに傾けて飾ることも可能。
リアリティのある浮遊感を、手軽にトッピング出来るようになりましたね。
通常のクリアパーツでも作品を持ち上げることは出来ますが、結構パーツを消費してしまいます。
ディスプレーアームを使うと、簡単に高さを稼げる上に、レイアウトの自由度も素晴らしいですよ。
貴重なディスプレーアームを占有したまま、我が家で飛び続けているアトム君でした!
この作品はナノブロックアンバサダーで、ディスプレーアームをレビューする為に組んだ作品でした。
何か飛んでいるものを作ろうと、何気なく組み始めたのですが、なかなかのお気に入り作品になりました。
もし宜しければ、アンバサダーのときのレビュー記事も読んでみて下さいね。
それでは!
ナノブロック de ハロウィン 【No.026】
パンプキングが現れた!
ハロウィンの時期に作ったもので、普通のカボチャおばけは公式も含めて沢山作られているので、とりあえず王冠を被せてみました。
あまり深い意味はありません(苦笑)。
元々、ドラクエのキングスライムでも作ろうかと思ってボンヤリ設計していたのですが、そのまま作らず終いになっていたので、そのときのデザインから転用しました。
なので、この作品自体の制作時間は短めです。
王冠のカラーリングは適当ですが、なんとなくハロウィンっぽい色をチョイス。紫とか入るだけで、なかなか全体が締まりますね。
黄色の逆スロープも良い味を出してくれました。
さてさて、今回のポイントは外観よりも、むしろ内面の空洞です。
こんな感じに、中を空洞にしつつ、背面に白を並べています。
王冠の方も...
やっぱり内側を白くしています。
何をしたいのかと言うと、この作品はライトアップすることを前提として設計してみたのです。
作品の内部に入った光を、キレイに前面に出射させるため、白色の壁で反射させようという試みです。
それでは、ライトアーップ!
うん、良い感じ。
他の色もナイスですよ。
練れば寝るほど色が変わります!
いや〜、楽しいですね。
どうして光る物ってこんなにワクワクするんでしょう。
実際には3枚だけでなく、狂ったように撮りまくっていました。
夜中にパシャパシャ鳴らしすぎて、後になって奥様から苦情がきた程です(苦笑)。
そうこうしているうちに、ふと思いました。
LEDプレートのパワーはこんなもんじゃないハズだ、と。
暗闇の中なら、もっと美しく輝くハズだ、と。
さっそく部屋の明かりを消して...
わくわく(・∀・)
怖い...(ToT)
なんかもう、地獄から蘇った恐怖の大魔王みたいになりました。
トホホ...。
というわけで、LEDプレートは部屋の明かりを点けたまま、程良く光らせるのが良いと判りました。なんのこっちゃ。
作品に光が入ると楽しさ倍増ですね!
何か良いネタを考えて、また光らせてみたいと思います。
それでは!
nanoblock作品展 #22
これまで21回に渡って、第一回ナノブロック作品展の感想記事を書いてきました。
全ての記事を読んでくださった方、ありがとうございます。
そんなの読んでないという方、いますぐ本ブログのトップに戻り、全記事を読破して下さい!(笑)
そして何より、自分なんぞが感想記事を書くことを許可して下さったビルダーの方々には、本当に感謝しています。
まさか全員から許可を頂けるとは想定外でして、自分の遅筆のせいもあって随分と期間を要してしまいましたね。
(当初、根拠レスな予想として、四分の一くらいは許可を頂けない or 連絡が取れない等の理由で、記事にならないと考えていたのです)
改めて写真を見返しながら文章に起こすことで、ビルダーさん達の作品群を堪能すると共に、色々な工夫・技術に気づくことが出来ました。
今後、自分のオリジナル作品にも応用させて頂きたいと思っています。
以下20名の方々に、感謝と共に拍手を送りたいです。
届け、この想い!
(総勢20名のナノ名刺)
ここでお知らせ。
第二回ナノブロック作品展の開催が決定致しました。 そしてなんと、自分も展示側のメンバーとして参加させて頂きます!
第一回からメンバーの変更もありますが、更に人数が増えてますからね。
また違った作品を間近で見られるチャンスとあって、オラわくわくすっぞ!という感じになってます。
名だたるビルダーさん達に囲まれて出展するとなると、レベルの差が浮き彫りになってしまいそうで恐いですが、せっかく機会を頂けたので楽しんでいきたいと思います。
そして来場して頂いた方々に、少しでも喜んでもらえると良いですね。
当日までにジャンジャン作品を作って、盛り上げていきたいと思います。
それでは!