ナノブロック de 鼻メガネ 【No.013】
パーティーグッズの定番、鼻メガネを作りました。
割とシンプルですが、なかなか上手く表現できた気がします。
レンズはぽっかり穴を空けようか迷いましたが、構造の都合でクリアに決定しました。
鼻の裏側がちゃんとヘコんでるのが判るでしょうか。
そうじゃないと掛けられませんからね。
耳掛けは関節パーツから延ばしてます。
本当は付け根から折り畳んで、眼鏡ケースに収納できる形にしたかったのですが、そこまでは実現できませんでした...。
鼻の頂点から左右に方向変換しているので、ポッチが外側を向いています。
特殊パーツを使用した高級メガネなのです。(笑)
nanoblock AWARD 2016で「笑い」をテーマにした 吉本新喜劇賞なるものがあったのですが、それを狙ってこの作品を考えました。
笑いのセンスに自信は無いので、最初は完全にスルーしていたのですが、応募期間が終わりに近づいて、せっかくだから一個くらい狙ってみても良いかな、と軽い気持ちで組みました。
結果は箸にも棒にも...という感じでしたが、普段は作らなそうなネタに取り組めて楽しかったです。
お題を与えられると製作の幅が広がって面白いですよね。
という言い訳をしつつ、ユーモアも磨かなければいけないです...。(苦笑)
それでは!
nanoblock作品展 #11
今回で10人目となります!
ナノブロック展示会、ブロックマンさんブースの感想記事です。
ブロックマンさんは作品の特徴は、人や物の単体ではなく風景になっていることですね。
クオリティの高さもさることながら、選定するテーマがハイセンスで、見てるだけでワクワクしてきますよ。
nanoblock AWARD 2016のNo Limit部門にて優秀賞を受賞した「ハエトリソウ」です。
今にもガブッと食い付いてきそうなほど、リアリティのある禍々しさを放っています。
ブロックマンさんの作品の中で、自分が始めて見たのがコレだったと思います。
この圧倒的な存在感に、一瞬でキャッチ・ザ・ハートされちゃいました。
世に素晴らしい作品は数あれど、こんな迫ってくるような迫力を持った作品には、なかなかお目にかかれません。
おこがましいですが、自分もいつかはこういうレベルを目指したいです。
時の止まった氷の世界から掘り起こされる太古の威容。
作品から漂う冷気のせいかと紛うほど、あまりの完成度に鳥肌が立ちました。
ディスプレイケースを組み込むことで、作品に透明感を与えると同時に、内側が見えるようにして細部まで楽しめる作りになっています。
クリアブロックで表現されたツララも雰囲気を出してくれてます。
対比となる発掘隊員やテントのお陰で、マンモスの大きさが際立っています。
完璧な計算ですね。
モアイの下を掘ってみたら、こんなだった!
という冗談作品です。
キットのモアイ像に体を追加した作品ですが、発掘者を追加するなどして完成された作品になっています。
最大の謎は、何故モアイの首元を掘っているのか...その動機です。(笑)
お次は海底探査。
個人的に巧いと思ったのは光の作り方でした。
ライトを途中で切っているので、海底の様子が隠れずにきちんと見えます。
光の当たっている所だけホワイトで作られていて、全部をイエローで作るより表現力がありますね。
クジラの死骸に群生するという、ホネクイハナムシまで再現されている細やかさに注目です。
今度は洞窟探検です。
発掘とか探検とか、ホントにお好きなんですね。
低い天井に鍾乳石、そして地底湖。それら全てが探検家の行く手を阻みます。
湖が青く光っていて、作品とよくマッチしてますね。
この先に待つ人類未踏の地は、一体どれほど神秘的な光景を見せてくれるのか...。
ここから少し小さめ作品になります。
UFOに攫われる牛さん。
可愛い 可哀そうです。
これも光を斜めに照射してるのが技ですね。
光を真っすぐ降ろすと光が邪魔で何も見えなくなってしまいますが、光を斜めにして、しかも輪切りにしたことで、浮かび上がる牛がよく見えます。
しかも一直線に立てたクリアブロックで、UFOと光の環を同時に支えるという無駄のなさ。
素晴らしいです。
昔懐かし、ペットボトルロケット。
安定飛行せず、ぐるぐると回りながら飛んでいます。
クリアブロックは、ロケットの軌跡を描く役目と、ロケットを支える役目を兼務していますね。
水の上で石をバウンドさせる遊び「水切り」です。
ポイントは平たい石を選ぶことと、しっかり回転させること。
少しカーブしながら跳ねていく様子が、波紋の位置できちんと表現されてますね。
しかも人の手前の波紋は大きく、遠方は小さくすることで、僅かな時間差まで感じさせてくれます。
シンプルさの中の拘りですね!
昼下がりのお昼寝、といったところでしょうか。
本を顔に乗せてるところとか、靴を脱いだ足がハンモックから垂れているところとか、気持ち良くくつろいでいる様子が随所から伝わってきます。
展示会の会場内でも、ブロックマンさんのブースは異彩を放っていました。
他のビルダーさんと全くネタ被りしないこの感性は、一体どこから来るんでしょうね?
きっとまた、度肝を抜かれるような大作を見せてくれるだろう、と期待していますよ。
写真を見返しながら、その日を待ちたいと思います。
それでは!
ナノブロック de スロットマシン 【No.012】
nanoblock AWARD 2016のNo Limit部門に投稿した作品です。
No Limitにしては規模が小さすぎますね。(苦笑)
斜めのラインに赤色の絵柄が揃って、排出口に収まらないほどのメダルが吐き出されています。一応
777が揃ったのを想定してます。
本当は真横に赤を並べようと思っていたのですが、絵的に地味になってしまうので斜めに並べました。
メダル無しだとこんな感じです。
リール部の丸みを表現するために、1✕1丸を横倒しにしています。
ナノブロックは縦横比が約3:4なので、これをやると幅を合わせるための地味〜な計算が必要になります。
赤い押ボタンの位置を調整するために、半ポッチずらしてます。特に真ん中はきっちりセンターでないと納得いきません。
このせいで上部と下部が1ブロック分ずれてしまいましたね...。
レバーは操作しやすいように、30°ほど手前に曲がってる構造です。
そのためにポッチは横向きにし、角丸ブロックで手前に折り曲げました。
実は本体内部は空洞になっていて、リールとレバーが繋がっています。
このこだわりのせいでパーツ数が増えてしまった、と言っても過言ではありません。
後ろから見ると、ただのモノリス...。
事前に解っていたことではありますが、No Limitで戦うにはインパクト不足でしたね。
まあ良いじゃないですか。(笑)
設計的には色々やりたいことを試せたので面白かったですし、勉強になった作品でした。
ここで修得した技をこの先に活かしていきたいと思います。
それでは!
nanoblock作品展 #10
ナノブロック作品展の感想記事、連載10回目にして9人目のビルダーさんです。
今回のブースはdaikicさん。
名札の横に自分の足が写っちゃってますが、気にしないで下さい。
まずはジブリから、となりのトトロ。
daikicさんがこういうのを作るイメージは持ってなかったです。
(他の方の作品と間違えてないか心配ですが、合ってますよね...? ドキドキ)
サツキとメイ。そして猫バスです。
猫バス良いですね。大きくニカッと笑う表情と、流れるように動く足の動きが再現されていて、生き生きとしてます。
ナウシカとテト。
飛行するナウシカが、小さいながら面白いです。
外側が反った構造の翼がちゃんと作られてますね。
ごめんなさい。タイトルを忘れてしまいました。
動物たちと女の子が戯れてますね。何か元ネタがありそうです。
服のデザインあたりから辿り着けそうですが...ちょっと分からなかったです。
ミニコレの動物シリーズよりも更に小さくて、凄く可愛いですね。
動物版まめナノ、という感じでしょうか。
ここから仮面ライダーシリーズです。
自分はあまり詳しくないのですが、全部分かる方いますでしょうか?
仮面ライダーと言っておきながら、いきなりドラゴンですよ。
これが必殺技なんですか? 平成の子たちはキックなんか必殺技と認めてくれないんですね...。
関節部で何度もポッチの向きを変えることで、胴体のくねりを表現していますね。
ライダー自身もポーズをとっていて、こだわりを感じる作品です。
これこれ。やっぱり仮面ライダーと言えばバイクですよね!(昭和世代)
右手にライトセーバーみたいなのを持ってます。
今時は武器もカッコイイですねぇ。
鋭く尖ったデザインをブロックで表現するのは大変だったでしょうね。
ほぼ基本パーツのみで構成されているように見えます。
タスキみたいなの(ごめんなさい)は何だろう? と思って調べてみたら、体にタイヤ付いてるんですね。
革新的すぎる...。
こういう規格の揃った作品って良いですよね。
コレクション欲が刺激されます。
サイズが統一されていると、キャラによっては表現が苦しくなるときもあると思います。
そういう縛りの範囲内でどうやってデザインするか、腕とセンスとこだわりが無ければクリアできませんよね。
(テレビの)仮面ライダーが続く限りネタは尽きませんので、まだまだ増えるシリーズを楽しみにしています。
統一感のあるものがキレイに並ぶさま...たまりません。 自分はまだまだスタイルも確立していませんし、ネタも浮気しちゃうので、こういうシリーズが形成できません。
daikicさんは作品を玩具屋さんに飾っているというだけあって、子供が食いつきそうなツボを抑えてますね。
これを見た子供が欲しがって泣いたら、困っちゃう親が続出しますよ。(笑)
それでは!
ナノブロック de ジョジョ第三部 【No.011】
まめナノ。
それは極小の作品を生み出すナノブロック界において、なお小ささを追求し続けた作品のこと。
元々はディズニー系のナノブロックの一種として作られた規格でした。
ある日、とある達人ビルダーさんがディズニー以外のキャラ物をまめナノで表現したことにより、その気軽さと愛らしさから爆発的に(ビルダーさん達の間で)ヒットしました。
nanoblock AWARD 2016の開催中であるにも関わらず、多くのビルダーさん達がまめナノ制作に没頭する現象に、 カワダ社は恐れ慄きました。(たぶん)
自分が作ったまめナノ作品、ジョジョ第三部です。
普通はこうやってキャラを並べようと思うと、全部作るのが凄く大変ですが、まめナノなら気軽にキャラを量産できます。
一人一人見てやって下さい。
主人公、空条承太郎。
さりげなく一番マニアックな組み方をしました。
ジョセフ・ジョースター。
単体だとカールおじさんに間違われても仕方ない。
花京院典明。
髪型と長ランにより、最も高い完成度に。
モハメド・アヴドゥル。
Yes, I am! の後のチッチッチ。ポッチが親指です。
ジャン・ピエール・ポルナレフ。
他のキャラより髪を高くしてます。
イギー。
クリアブルーの眼が良い感じ。
悪のカリスマ、DIO。
もっと髪の毛ツンツンさせても良かったかも?
楽しいですね、まめナノ!
楽しいですね、ジョジョ!
まめナノに正確な規定があるわけではなく、ビルダーさんによって細部は異なります。
自分は頭:上半身:下半身=4:4:3にしています。(キャラによっては頭が5になることも)
とっても簡単なので、オリジナル未経験の方はココから始めてみるのは如何でしょう?
今回はここで区切りにしますが、まめナノ作りに終わりはありません。
ジョジョのキャラもスタンドも、まだまだ残っていますからね。
他のキャラも近日公開予定ィィィィィっ!
震えて待て...。
それでは!
nanoblock作品展 #09
だいぶ期間が空いてしまいました。2016年9月に開催された「ナノブロック作品展」の感想記事、8人目はヤマさんブースです。
当日、多くのお客さんがギャラリーを楽しそうに一回りし、笑顔で会場を後にしていきました。
その中において、カメラ片手に会場をぐるぐると回り続けたり、作品に鼻息が掛かるくらい近寄って凝視する自分がいました。
そんな奇行種 丸出しな自分に対し、わざわざお茶を差し出して下さったナイスガイ――それこそがヤマさんだったのです。
ヤマさんの作品は小さめなものが多く、しかも数が物凄いです。
ブースに所狭しと並んだ作品数は、参加ビルダーさん達の中でもトップクラスだったのではないでしょうか。
その全てを語るのはちょっと難しいので、勝手に選んだ代表的な作品について書かせて戴きます。
何を差し置いても、まずはコレ。
数あるヤマさんの作品の中でも、自分の心を掴んで離さない名作「ライン」です。
初めてナノブロックを購入するより前に、過去のアワードや複数のビルダーさん達のブログを徘徊し、多くの素晴らしい作品に感銘を受けたものでした。
その中においてこの作品は間違いなく、自分の背中を押してナノブロックを始めるキッカケとなってくれました。
だから自分の作品ではないのですが、この作品には凄く思い入れがあるし、とっても大切に思っています。
これからも決して崩すことなく、少年にはいつまでもいつまでもラインを引き続けて欲しいですね。(笑)
たぶん他のどんな作品も持っていない独特の雰囲気が魅力的なのだと思います。誰もが経験した子供時代を思い起こさせながら、どこか物寂しい感じを与えてくれます。
単調な長ーーーい白線のせいでしょうか。それとも目元を隠す帽子のせいでしょうか。ただただラインを引き続ける少年は、いったい何を思っているのでしょう。
公式ガイドブックにも掲載された作品「空手の達人」です。 瓦割りならぬ、氷割りをしています。
この表現力は何なんでしょうね。少ないピースでここまで表現できるものかと感心します。
顔の角度や、飛び散った氷の破片など、細かい所まで気を使って製作されていますね。
いつかこの作品をパクって参考にして、メメタァ!を作ろうと思っているのですが、今のところ実行していません。
この作品もホントに凄いです。
1ピースたりとも無駄にしない、という気概を感じますね。
全体的に無駄を削ぎ落してシンプルに表現していますが、こだわる所はキッチリです。
背景として積み上げたのクリアパーツに、部分的に関節パーツの球体を配置して、アクアラングから排出される空気を表現しているんですね!
どこからこういう発想が出てくるんでしょうか。
発想のスケールで負けた、って感じです。
ヤマさんには珍しい(?)建物系。
団地というのは造形的に地味なので、これを組むビルダーさんはレアですよね。
それでいて廊下の微妙な窪みがあったり、手摺りがクリアで作られていたり、細かな表現がされていることで、魅せる作りになっています。
お菓子の家は可愛い作りですね。ドアが開く機構になっているようです。
その機構を実現するために、ドアだけでなく地面の作りも調整されていますね。
黄色のレインコートに、赤い長靴。つい嬉しくなって水溜りにピョン!
子供らしい可愛らしさが見事に表現されてますね。
背景の紫陽花と相まって、カラフルで愛らしい作品としてまとまってます。お見事です。
ギャグ系を二つ並べました。
都会の通勤電車はこんな感じですよね。(苦笑)
一番手前で窓に張り付いてるサラリーマンが良い感じです。
お風呂のおじいちゃん好きです。
表情といい、頭の手拭いといい、雰囲気でてますね。
さりげない背面の鏡が凄くよく出来てるなぁ、と思いました。
水滴が付着してハッキリとは見えないけど、なんとな~く写ってる感じが見事に表現されてます。
逆上がり、子供のころ練習しましたよね。
鉄棒は1×1丸が横向きになっています。
なので男の子と鉄棒は接合されていないのだと思います。頭の重みで逆さまになっているのでしょう。
上手い作り方ですね。
ケーキのつまみ食い。
これは凄いです。本当に凄い。
ナノイドのカツラを指先に付けて、チョコレートを表現しています。
ただのブラウンでも似たものは作れるでしょうが、カツラを使ったことでトロッとした感じが出て美味しそうに見えますね。
つまみ食いしたくなる気持ちも解ります。
細かめの作品群は、まとめてダダダっといかせて下さい。(汗)
ロッキングチェアー、座ったこと無いです。(関係ない)
座っていないときは後ろに傾いている、というリアリティーが追及されてます。
コロ助、ど根性ガエル、幽体離脱。後ろに妖怪ウォッチ。
個人的には幽体離脱が好きです。
大人気のスター・ウォーズ系です。
多くのビルダーさんが作っているネタだからこそ、腕と個性が求められますよね。
自分は怖くてトライ出来ません。(笑)
表情豊かですねぇ。
同じキャラでバリエーション出せるのって凄いですね。細かな表現力の成せる技です。
いつの間にやら大人気になっていた、ダッフィー&シェリーメイ。
足の裏のミッキーマークまで、きちんと再現されてます。
お面を付けてヒーローごっこに興じる子供たち。
一人一人ちゃんと違う作りになってます。
左側の子はちょっとダイエットした方が良いです。
重・版・出・来!
gif動画で見てみると、一層楽しめます。
これ気づかなかったお客さんも居たんじゃないでしょうか?
隅っこで目立たないようにぶら下がってました。
でべそとか、脱げかけの靴下とか、こういうのが上手いんですよねぇ。
耳かきを使うのもナイスです。
多い!
ハァハァ...。すみません、つい心の声が大音量で漏れてました。
これでも全ての展示物は載せていないのです。
もっと見たい方はヤマさんのブログをご覧ください。
途轍もない量のオリジナル作品が楽しめますよ。
それでは!
ナノブロック de チャーハン 【No.010】
オリジナル作品もついに10個目となりました。
今回の作品はnanoblock AWARD 2016に向けて制作した「チャーハン」です。
躍動感のある作品を作りたいと考えていた中で、何かの拍子にふと思いついたネタです。
チャーハンを混ぜるとき、お米がブワッと舞い上がる瞬間を切り取りました。
特にチャーハンに強い思い入れがあるわけではありません。(笑)
そんなネタで賞を頂けたわけですから、偶然これを考えついたのがラッキーでしたね。
きちんと弧を描くのが難しく、何度も組み直しましたが、最終的になかなか美しく出来たかと思います。
動きを感じて頂けるでしょうか?
力を加えると根本からバラバラになるので、慎重に上下から挟みながら組んでいくよう気を使いました。
1✕3の角丸などを使って、斜めの橋掛け構造になってます。
全体的に丸っぽく出来るだけでなく、お米の丸みも表現できて一石二鳥です。
チャーハンのパラパラ感を出すために、部分的に隙間を開けています。
パーツ同士が繋がってる感じを打ち消しつつ、隙間から除くポッチでご飯粒を表現できたかな、と思ってます。
当然ながら、隙間を増やすと強度が犠牲になります。最終的にはガラスのように繊細な子に育ちました。
コンロの火はシンプルにクリアブルーを重ねただけです。
ポッチが透けて見える感じを利用して、良い具合に炎っぽさを演出できました。
炎の高さを変えるだけで、フライパンを傾斜させられました。
単なる平面よりも、傾きがあった方が躍動感を感じられると思ってます。
柔らかめの配色のお陰で、なかなか可愛らしい作品になりましたね。
このためだけに黄緑の1✕1を単品買いした甲斐があるというものです。
強そうに見えるフライパンですが、階段状になっている構造のせいで、接合しているポッチが少なく、意外と脆いです。
持ち手の所なんて絶対に持っちゃいけませんよ。(笑)
この作品は色んな方に褒めて頂きました。
アワードの結果発表前から、何かしらの賞は貰えるのではないか、と言ってくれる方もいました。
結果として準グランプリを受賞できたのは、出来過ぎなくらいだったと思います。(もちろんメチャクチャ喜びましたが)
作り始めたときは、まさかチャーハンが自分の代表作みたいになるとは、全く考えていませんでした。結構そういうものですよね。
良い作品を生もうと気張れば生めるというわけではありません。目の前の作品に全力を尽くすことだけ考えていれば、また良い結果に繋がるときが来るでしょう。
今後も色々探りながら、色々試しながら、色々楽しみながら作り続けていきたいと思います。
そうこうしているうちに何か天啓のような閃きがあると良いなぁ。(運頼り)
それでは!