ナノブロック de サーフィン 【No.35】
サーフィンと言えばこれ。
波が作り出すトンネルを格好良く潜り抜ける、「チューブライド」を表現してみました!
自分はサーフィンなどという爽やかなスポーツはやったことが無いので、このテーマを作ったのは完全に思い付きです。
「躍動感のあるもの」を考えていた中で浮かんだテーマの一つでした。
作り始めた当初から、200ピース以内に収める予定だったため、限られたパーツ数の中で表現する必要がありました。
そのためサーファーはなるべくシンプルにし、波を少しでも大きくすることで迫力を出しました。
サーフボードの後端から、水面の乱れによる白い帯を牽くことで、ボードが水面上を滑走していく動きを感じて貰えるでしょうか。
波のトンネルのベースは濃青ですが、上に行くと太陽光で薄い色となり、頂点では波が崩れて白くなります。
トンネルの曲線を美しく描くことが、この作品の課題でした。
これがカクカクになってしまうようなら、作品そのものをボツにしたと思います。
ポッチを横向きにして、噛み合わせを悩みながら、どうにか曲線らしい形に出来た気がします。
角丸ブロックがあれば、もっともっと美しく出来るのですが。。。
トンネルの逆面。
こちら側の水面は、本来ならこんな風に抉れていません。
そこも丁寧に作る予定だったのですが、そこでピース数を消費してしまうとトンネルそのものを小さくせざるを得なくなるので、こっち面はスッパリと切り捨てました。
真横から見ると、さりげなく配置したクリア1×1丸が見えるような見えないような...(笑)
水しぶきによる水滴です。
最後に上からのカットを。
下から撮った方が、全体が大きく見えて迫力が出るのですが、俯瞰した感じもこれはこれで好きだったりします。
今回の作品は作製時期が真冬だったので、完成後もネットにアップせず、ずっと寝かせていました。
やっぱり季節やイベントなどの時期に合わせた方が良いんじゃないかな、と。
そんなこんなでタイミングを逸し、nanoblock AWARD 2017にて初出となりました。
アワードが開始して勢いよく作ったようなフリして、実は半年くらい待機し続けていたのです。
満を持して登場した割には、選考にはかすりもしなかったがな!(泣)
というわけで、個人的には結構お気に入りの「チューブライド」でした。
それでは!