nanoblock作品展 #18
伊達や酔狂でブロックやってるわけじゃない!
17人目のビルダーさんは、伊達屋水鏡さんです。
水鏡さんはオリジナルロボットを製作されているイメージが強いですね。
格好いいロボットをデザインするのはかなり難しいと思うので、ハイレベルなセンスが要求されそうです。
まずはご本人イチオシ(?)のロボット「HAYATE」です。
ナノブロックより少し大きい、ナノブロックプラスでの作品ですね。
自分はプラスはやっていないのですが、プラス独特の組み方がされているのでしょうか?
ナノブロックには無い形状のパーツが色々あって便利そうだな~、なんて思いながら眺めていました。
さてさて、人の形というのはバランスが悪いとよく言われるもので、人間は立ったまま微妙に全身の筋肉を使って姿勢を維持しているわけです。
しかし人型ロボット(のブロック)の場合、そうはいきません。立ち姿をキープするのはかなり難しいでしょう。
このHAYATEも例外ではなく、展示テーブルで自立させ続けるのも大変だったようです。
自分が展示会場にいた間、誰も触れていないのに、
バタっ!
ガチャーン!(首がもげる音)
おお、ハヤテよ。
死んでしまうとは何事だ。
という場面がありました。
展示会場のビルダーさんたちが、伊達屋水鏡さんのブログを見ながら必死で修復作業。
皆さんの結束を高めるのに一役買っていましたよ(笑)。
他のロボットもどんどん行っちゃいましょう。
1~2枚目は、電車が合体してロボットになるタイプですね。
元ネタがあるのかどうかが、ちょっと分からないです。
ロボットから踏切の遮断桿が生えていて、デザインに愛嬌をプラスしていますね。
あと、さりげなく電車から大砲が出てるのが好きです。
3枚目のロボットやホワイトベースは、フラットやスロープで滑らかに表現されています。
ロボット系にはこういうツルっとした表面が似合いますよね。金属質な印象を与えられるのでしょうか…?
なんか昭和感満載の、旧式ロボットです(笑)。
レトロな感じが溜まらないですね。
たぶん耳とかピコピコ回転しますし、胸を開くとメーター付いてると思います。
無駄の多いデザインだからこそ、なんか可愛らしいじゃないですか。
ドナルドっぽいロボット、という一風変わったコンセプトの作品で面白いです。カラーリングの威力で、ちゃんとドナルドっぽく感じるので不思議です。
コンパクトでシンプルですが、特殊ブロックが贅沢使用されていますね。
あと、操縦士が明らかに飲酒運転なんですけど…。
続いて、ロボット以外の作品になります。
ちょっぴりシュールな戦国武将です。ちょびヒゲがグッド。
詳しい人は兜の形や色で誰だか判るのでしょうか?
自分は武将とか全然分からないんですよね。
だって…ほら、未来しか見てないから。(言い訳)
ポケットモンスターから、ドラゴン型の二体。リザードン&カイリューです。
やっぱドラゴン良いですよね。ドラゴン良いですよね!
(大事なことだから二度言う)
ヤッターマンの敵役をまめナノ化。
よく出来てますね。
どれも可愛いですが、右側のトンズラーが特に好きです。
ポーズが良いじゃないですか(笑)。
最後の作品は、おもちゃのマーチングバンド。
こーーーれは素晴らしい!
各楽器の特徴がよく表現されていますし、足並みの揃った行進が目に見えるようです。
背中のゼンマイの角度がちょっとずつズレているのもリアリティがありますね。
この作品を眺める最高の角度は正面だと思いますが、その角度は伊達屋水鏡さんのブログにアップされていたと思いますので、ここでは敢えて俯瞰気味に撮りました。
前から見ると、もっともっと良いですよ!
今回のブースは、やはりオリジナルロボットが特徴的でしたね。
ちょっと自分には無い発想なので面白いです。
伊達屋水鏡さんは、ナノブロックとプラスに加え、レゴもされているようです。
色々やっている方が発想が広がるのかもしれませんね。それがオリジナル設計力に繋がるのでしょうか。
気になる方は伊達屋水鏡さんのブログも覗いてみて下さい。
バラエティ豊かな作品が楽しめますよ。
それでは!