nanoblock作品展 #07
ナノブロック作品展感想記事、6人目はhiropoさんブースです。
hiropoさんは作品の素晴らしさもさることながら、魅せ方に関する工夫を追求されている方だと感じます。大空をバックに作品を見上げる撮影方法など、素晴らしい技術をお持ちです。
作品展においても他の方とは異なる展示を試みていましたね。
京都の名所、清水寺です。
1プレートに収まるコンパクトサイズで可愛いですね。いずれ公式から発売されそうな気がします。
紅葉が凄く綺麗ですね。オレンジの上にクリアオレンジを重ねて、良い感じの透け感が表現されています。
実物が展示されていたのは秋バージョンですが、木の色を変えることで四季を表現できる点が良いですね。
展示物だけでなく、QRコードで動画ページに誘導して、四季の移り変わりを見られるようになっていました。(hiropoさんのブログでも見られますよ)
こちらはQRコードそのものが、ナノブロックで作製されています。
コードを作るだけでは淡白になってしまうところですが、カラフルな「nanoblock」の文字を置いたことで良い差し色になり、作品として完成されています。
QRコードは若干の欠損が許容されているので、この作品を直接読み込むことも出来るのではないでしょうか。試してみれば良かったですね。(苦笑)
俺のことは置いていけ!
そんなカッコイイことを言っているかは判りませんが、バクっと食べられちゃってます。
タンザニアのセレンゲティ国立公園で有名な、ヌーの川渡りですね。
数十万頭が一斉に川に飛び込むという圧巻の光景です。群れの一部が犠牲になることで大多数が助かるという、生き残り戦略の一種でしょう。
本来なら大自然の過酷さを見せつけられる場面ですが、かなりデフォルメして作られているため、生々しさはありません。クスッと笑ってしまうような、ちょっぴりシュールな作品です。
個人的にかなり好き。
説明文にも書いてありますが、クリアの下にホワイトが敷いてあることで、氷のリアリティが出てます。この表現は意外と盲点な気がしました。
スケートリンクの氷は透明ではありませんからね。エッジで傷ついた氷の上から水を撒いて凍らせるので、傷の中に残った気泡が光を拡散して白っぽくなるわけです。どーでもいいですね、ハイ。
選手はまめナノのサイズですが、シューターのポーズがきちんと作られているので雰囲気出てます。
そこから的までの距離を稼いでいるので、全体としてはなかなか大きいですね。
イタリアの世界遺産、カステル・デル・モンテ。
八角形の組み合わせで作られた名城です。
城壁は全ての面がツルっとなるように、それぞれ独立して作られてますね。内側で部分的に連結しているのでしょうか。あるいは塔を介して繋がっているのかもしれません。
塔は1×3ブロックが積み上げられてますが、奇数段目と偶数段目で角度を変えながら組んでいるので、隙間がたくさん空いていますね。それが良い具合に立体感を生じさせて、カッコよさを倍増させています。(当社比)
家に飾りたいくらい素晴らしい造形ですが、どうにか1プレートに小型化してほしいです。
もっと良質な写真を見たい方はhiropoさんのブログをご覧ください。
撮影技術って大事ですね。
屋外で作品を撮影すると、普段と違った写真になって面白そうです。
いつか試してみたいと思いますが、不審者扱いされないよう気を付けないといけませんね。(笑)
それでは!