我楽多ノート

自分の見た事や体験した事、感動した事を綴るブログ

nanoblock作品展 #05

ナノブロック作品展、4人目のビルダーさんはne9oさん。
ne9oと書いて「ネゴ」と読みます。宿敵と書いて「とも」と読むくらい有名です(?)

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ne9oさんのアイコンになっているキャラです。
何か元ネタがあるのでしょうか? もしかしたら何か説明書きがあったのかもしれませんが、記録に残ってないです。スイマセン。

まず大きな特徴は鼻ですね。関節パーツの凸の方(JO-C)を鼻に見立てて、可愛い感じの丸鼻になっています。
面白い表現なのでいつか真似したいなぁ、なんて思ってます。

お腹にはnの文字。恐らくne9oさんの頭文字かな? もしかしたらnanoblockのnかも...?
ホッペのピンクがさり気なく外向きになっているのは、後から写真を見るまで気づいてませんでした。そして台座はスロープパーツを使った贅沢仕様。キャラクターもご満悦なようでニコニコです。(笑)

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ディズニー映画の中でもトップクラスの人気を誇るトイ・ストーリー
「ウッディとバズだけ」とかいうならともかく、ここまでキャラクターを揃えるとは驚きですね。台座が統一されているのでシリーズ感があって、全キャラ揃えたくなる感じですね。滅多に引けないレアものとかありそう(笑)

この作品の集客力は凄くて、一つ一つジックリ見てる方も多かったように思えます。個人的にはバネ犬のスリンキーが好きです。
これの正面写真が無いのは、自分の前にいたカップルがこの作品を気に入りすぎて、全然どいてくれなかったからです(笑)
自分もゴール下のリバウンド争いのように必死でスクリーンアウトしたのですが、リトルグリーンメンを撮るのがやっとでした。

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ne9oさんの作品は曲線に対するこだわりを感じます。代表的なのは顔の作り方で、安易に平坦に頼らないという覚悟があります。
キャラもののブロック作品では、顔面を平坦にすることは珍しくありませんよね。鼻や耳を出す程度で、顔として充分成り立つからです。
ブロックの表現はデフォルメの技術が重要だと思うので、曲面のものを簡素化して平面にするのは決して悪いことではないし、それで魅力的な作品を作っている方だって大勢います。
その中においてne9oさんの作る顔の造形は、徹底して曲面で表現されてます。頬の微妙な膨らみとか、鼻の描くラインとか、とても丁寧に作り込まれてますね。

表現方法として平面と曲面のどちらが優れているというわけではないと思いますが、徹底したこだわりが作品に個性を生むのだなぁと感じました。
ne9oさんの作品は、ぱっと見でne9oさんのものだと判りますからね。そこまで作風を確立出来るのって凄いと思います。芸術家みたいです。

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みんな大好き、ミッキー&ミニー。
子供の食いつきとか半端じゃないです。

ナノブロックはディズニーものが沢山売ってますが、それらよりずっと大きいです。こちらもデフォルメして情報を削るのは最小限に抑え、細部までしっかり表現されてますね。特にミニーちゃんのスカートの広がりと、その下から僅かに見えるパニエにリアリティを感じました。
あとミッキーの足が大きくて可愛いです。落ち着いて考えると、足めっちゃ大きいですね。


ne9oさんのテーマ設定は可愛らしいものが多いですね。今回は展示されてませんでしたが、ジブリ作品なども作製されています。実物見たかったですねー。

個人的に、ne9oさんの作品のような少し大きめサイズにも挑戦してみたいと思ってます。小さく作るのとは根本的に異なると思うので、技術や発想の幅が広げられそうです。

それでは!