nanoblock作品展 #04
ナノブロック作品展の紹介記事、早くも第四弾となりました!
今回はゲーム、ロボット、キャラクター系を得意とするnomuzoさんブースです。その手の物が好きな人にとっては、生唾ゴクリものだと思います。
御託はいい、はじめよう。
いきなりロボットのラッシュです。作品によってサイズ感が違いますが、どの大きさでも上手くまとまってますね。
こういうのってフォーマットを決めて量産する分には結構できますけど、サイズを変えると同じ組み方では通用しなくなるので凄く大変だとおもいます。
圧巻は一枚目のZガンダムでしょう。大量の特殊ブロックを惜しげもなく注ぎ込み、ポッチが殆ど見えません。このレベルまで来ると、もはやブロックというよりプラモデルです。
どの位置でどう方向変換しているのか? どこでどう繋がっているのか? 人類史に残る謎です。
あと注目すべきは関節部ですね。
写真三枚目のオーガスとか、皆さん気づいてますか? 肩、肘、に続いて手首にまで関節パーツが使われてるんですよ!
関節パーツの有無でポーズの自由度は全く変わりますからね。ほぼ人間ばりに様々なポージングをさせられるのではないでしょうか。
続いてキャラクターもの。
とっても有名な艦コレです!
とか言いながら自分は全然知らないのですが、「霧島」という名前らしいです。焼酎みたいな名前ですね。
機械の擬人化、そして眼鏡っ娘、という世の中に一定数いるディープなターゲットを狙い撃ちにした、ある意味で男らしい作品です。
背中から生えた機関銃(?)から弾がバババッ!と飛び出してます。
ドラクエビルダーズの主人公。
マインクラフトの影響もあって立方体積み上げ系の人気が爆発的に向上し、そのドラクエ版として発売されたものですね。かなり売れたようなので知っている人も多いでしょう。
直立ではなくポーズをつけるだけで、キャラものは一気に魅力が増しますね。
要所要所にさりげなく特殊ブロックが使用されています。
ゲーム「オーディン・スフィア」よりグウェンドリンです。
メチャクチャ魅力のある作品だと思っています。元ネタを知っているかどうか、などという事は些末な問題です。
ブロックで女性キャラを作るのって凄く難しくて、色々理由はあるでしょうが、その要因の一つとなるのが「繊細さ」だと思うんです。女性的なラインを表現するためには、全体的に細くする必要があって、でも細くすると作品としては脆くなったり、クリアブロックで補強して無理やり繋げないといけなかったりします。
そんな難問に対する完璧な解答を見せてくれるような作品です。胸の膨らみから腰のくびれ、手足の細さまで、見事に表現されていますね。
その上で手には杖を持たせて、髪飾りまで付いてる。もう感嘆しかありません。
東京防災公式キャラクター、防サイくんです。
まさかコレをブロックで作る人がいるとは思っていませんでした。キャラ作製も結構ですが、防災ブック「東京防災」もちゃんと読みましょうね。
こんなの作った時点でnomuzoさんは東京都民だと推定できます。
上と似ていますが、最後はアーケード系です。
好きなゲームや有名なゲームのキャラもしくはシーンを作ることはあっても、アーケード筐体そのものを作るという発想は意外と盲点ですよね。
ちゃんとボタンの色が分けられていて、真ん中のスタートボタンやスピーカーもあり、画面上部のタイトル部もあり、膝元のコイン投入口まであるなど、細かいところもぬかり無しです。アーケード愛を感じます。
横スクロールのアクションゲーム、メタルスラッグです。
多くの人は戦車とかに目が行きがちだと思うのですが、そして自分のカメラも戦車にフォーカスしちゃってますが、本当によく出来てるのは実は表情だと思います。メタスラをプレイしてみれば分かりますが、本当にこんな表情してます。メチャクチャ再現度高いですよ。
さて、次の写真でいよいよ最後です。
他の作品をおさえて、大トリに登場するのは、
な、なんと...。
ジャジャーン!
誰?
自分も平均以上にゲームをやって生きてきた人間だと思うのですが、これに関しては全く分かりません。
グーグル先生にも質問してみましたが、画像を見てもピンと来ないくらいです。
とりあえずシューティングゲームらしくて、
ビームやミサイルで
敵と戦うようです。
如何なる理由でコイツが敵と戦うのか、気になって夜も眠れません。
ナノブロック作品としては特殊ブロックの力でツルっとしており、丸みも見事に表現するなど、高度な技術が凝縮されています。
フラットやスロープの使い方が勉強になりました!
ナノブロック作品はあえてカクカクさせた8bit感も魅力ですが、ときには滑らかさを表現したいときもあります。そんなときはnomuzoさんの作品をおおいに参考にさせて頂きましょう。
もっと見たい方はnomuzoさんのブログを覗いてみて下さい。凄く色々な角度で撮られた写真が並んでいて、見応えのあるブログですよ。
あとアイキャッチ画像が格好良くて、自分もマネしたかったのですが到底無理でした...。
それでは!