nanoblock AWARD 2017
2017年7月末より、年に一度のナノブロックの祭典「nanoblock AWARD 2017」が開催されました。
相変わらずアワードではビルダーさん達の力作が次々とアップされ、焦りと楽しみが共存する不思議な高揚感で一杯でした。
自分も昨年に引き続き二度目の参戦となり、以下の6作品を投稿しました。
個々の作品については改めてこのブログで紹介したいと思いますが、今回この中から優秀賞を頂けた作品がこちら!
「だるま落とし」
ブロック的な安定性にあえて対抗し、アンバランスさに挑戦した作品でした。
その辺を面白みとして評価して頂けたのかな〜、と思ってます。
昨年のチャーハンに引き続き、2年連続での受賞となりました。
カワダさん、審査員の皆様、LIKEして頂いた方々、本当にありがとうございました!
...とまあ、そんな作品を作ったのが、もう半年ほど前のことになりまして。
アワード作品の記事を書くより早く、賞品が到着してしまいました(苦笑)
この、箱の中身!
賞品!
圧倒的賞品!
ざわ...ざわ...ざわ...
と無駄に引っ張りながら、次回の投稿に続きます(笑)
それでは!
ナノブロック de 聖剣伝説2 【No.34】
不朽の名作「聖剣伝説2」です。
スーパーファミコンの人気作でしたが、その後リメイクもされているようですね。
スーファミ時代に大好きだったゲームの一つで、3キャラ作るだけでは創作欲が収まりませんでした(苦笑)。
聖剣伝説でお馴染み、8体の精霊も作っちゃいました!
人間より小さく作らないといけないので、まめナノと呼ばれるサイズで作りました。
小さいのがチョコチョコ集まって可愛らしいです。
最低限の表現ですが、ちゃんと伝わる形に出来たかな、と思ってます。
さりげなく細かい拘りも入っていて、なかなか満足の出来です。
で、精霊たちをこんな風に配置して、、、
聖剣伝説2、大集合!
素晴らしい!(自画自賛)
作って楽しい! 飾って楽しい!
少年時代の思い出が蘇ってきます。
キャラと精霊だけにとどまらず、フラミーまで作ろうかと思いましたよ。
そのうち気持ちが上がりまくったら作るかもしれません(笑)。
以上、4回に渡って聖剣伝説2の作品をまとめました。
改めてゲームネタを考えていると、スーパーファミコンの思い入れは強いな~と思います。
もっともっと、色んなゲームをブロック化したいです。
聖剣伝説3だって好きだし、ファイナルファンタジーやロマンシングサガも良いですよね。
クロノトリガーとかライブアライブとかルドラの秘宝とか天地創造とか、えーとえーと。。。
どんどん思い出が溢れて止まらなくなりそうなので、半ば強制的に筆を置きます(苦笑)。
作りたいものが沢山なので、またゲームネタが帰ってくる日がきっと来ます。必ず来ます。
子供の頃に好きだったものは、いつまで経っても自分を幸せにしてくれるものですね。
それでは!
ナノブロック de プリム 【No.33】
聖剣伝説2の紅一点、プリムを作りました。
先に紹介した2キャラと比較して、特徴を出すのが難しかったです。
ランディは剣、ポポイは杖、という具合に装備のイメージがあるのですが、プリムは特定の武器を持っているイメージがありません。
カラーリングに関して、ブロックでは細かすぎる表現は出来ないのですが、あまりにデフォルメしてしまうと伝わらなくなってしまいます。
服と髪でどうにか表現しましたが、ちゃんとプリムになっているでしょうか?
髪に関しては派手に流すようにして、躍動感を出しました。
女性らしさを出す意味でも、髪にはかなり主張してもらっています。
あと背中がセクスィー。
女性キャラということもあって、首を物凄く細くしています。
首がガクガクして、すっ取れそうな気分です。
そこで、髪を途中で二股に別れさせ、細く右肩にかける形にしました。
髪の表現であると同時に、頭部の支えにもなっているわけです。
ピョンと跳ねた片足が可愛く出来ました。
普通に二本足で立たせる方が圧倒的に簡単なのですが、ポーズに拘ったことで出来上がりが向上したかと思います。
横から見ると、足首を細く作っていることも解って頂けるかと。
掌を上に向けて両腕を広げているポーズです。
自分的に、ポッチ側は手の甲、溝側が手の平に当たると思っているので、手首から先はポッチを反転させています。
肩から腕にかけては素肌が露出しているのに、手首にはリストバンドを巻いているので、逆スロープを使ってどうにか表現しました。
実は両腕が対称になっておらず、腕の角度が違うあたりも意図的に作っています。
というわけで、ゲーム画面に可愛らしく華を添えてくれる、プリムでした。
聖剣伝説2に関して、もう1記事続きます。
次回は精霊たちの登場ですよ!
それでは!
ナノブロック de ポポイ 【No.32】
前回のランディに引き続き、聖剣伝説2の登場キャラクター「ポポイ」を作りました。
杖+ローブという格好で、いかにも魔法使いって感じですね。
注目して欲しいのは、頭の羽飾りです。
羽飾りが自然な角度になるよう、頭部に斜めに刺すテクニックを使いました。
袖の存在感が大きいので、肩の関節部の細さが目立ちやすいと思い、関節パーツを半ポッチ内側に入れました。
1ポッチずらすと関節パーツが干渉してしまうので、半ポッチが限界です。
これにより、多少は関節を隠すことが出来たかな、と思っています。
袖口のエメラルドグリーンは、見えない位置で内部まで突き刺さっているので、構造的には安定しています。
ロングヘアを真っすぐ落とすだけだと硬質的になってしまうので、下端で広げるようにしました。
まだ自然な広がりを表現しきれていないと思っています。
髪は本当に難しいです。
要勉強ですね。
左腕と同じ構造ですが、右手には杖を装備しています。
やむを得ずクリアパーツで杖を支えています。
クリアは見えない方が理想的なのですが、変に杖の構造を複雑にすると見た目がゴチャゴチャするので、この形でシンプルにまとめました。
胸の位置のブローチみたいな石にも、羽飾りが2枚付いています。
自然に斜め方向に羽を出すために、クリアブルーは2×2角丸を採用しました。
最後に斜め上からのカット。
撮る角度によって、格好良く写せないかな~、と色々模索しています。
見せ方というのは重要だと思うのですが、写真は難しいですね。
以上、聖剣伝説2のキャラクター二人目、ポポイでした。
個人的に魔法使い系は大好きなので、作っていて楽しいキャラでした。
次の投稿では、三人目のプリムを公開予定です。
唯一の女性キャラにご期待下さい(笑)。
それでは!
ナノブロック de ランディ【No.31】
かつてのゲーム全盛期には、数多くの名作ゲームが次々と産まれ、少年たちを楽しませてくれました。
特にファミコンからスーパーファミコンに移り変わった時代には、その表現の広がりによって生み出される驚嘆と感動が、ゲームというものに無限の可能性を感じさせてくれたものです。
今回の作品は、そんな不朽の名作「聖剣伝説2」の主人公ランディです。
青を基調とした服装に、ヘアバンドやリストバンド、腰布の赤色が映えます。
腰布は巻いている方向がきっちり表現できるよう、腰をグルっと回る途中で1ドットずらしました。
昔は全然気にしてませんでしたが、ランディくんは左利きなんですね。この作品のために画像検索していて初めて気が付きました。
剣を振り回すキャラは右利きであるような、勝手なイメージをなんとなく持ってました。
後方から見ると、剣の柄の位置関係がおかしいです(苦笑)。
リストバンドを巻いているせいで、ちょっと構造的に無理をした部分なのです。
正面からはキレイに見えるように調整しましたが、全方向には対応できませんでした。
個人的には、キャラクターものを作るとき、手から腕にかけての表現が難しいと感じています。
シンプルな分、ちょっとした表現一つで完成度への影響が大きく出るんですよね。
後頭部。茶色の色むらが残念。。。
全て同一の色であるよう、脳内補完をお願い致します(笑)。
肩や鞘の関節パーツが目立ちます。そのせいで少し腕が長く見えてしまいますね。
半ポッチ内側に入れる技もあるのですが、他の部分に影響を及ぼす組み方になるので、今回は簡単な組み方にしました。
剣を左手で握っているので、鞘を右腰に装備しています。
肘を曲げていて、前腕が直線的になっているので、リストバンドも楽勝です。
ヘアバンドの飾りが前方に垂れている感じです。
これにより、民族衣装みたいな印象が表現されている気がします。
最後に正面から。
キャラもの制作において、超重要な位置を占めるのは髪型だと思います。
マンガやゲームでよくあるツンツン髪ですが、ブロックでは表現が難しいです。
スロープパーツを駆使して、右向きになるよう尖らせました。ツンツンにも方向があるので、それを感じてもらえると嬉しいですね。
聖剣伝説2のキャラクターは、ランディの他に2人登場します。
その2キャラについても制作済みですので、このブログに順次アップしていきたいと思います。
それでは!
ナノブロック de 酉 【No.030】
みなさん、明けましておめでとうございます。
2018年です。戌年です。
世間では戌年ですが、このブログは酉年です(?)
去年作製した作品を順次アップしていきますので、文句のある奴は歯ァ食いしばれって感じですよ!(ヤケクソ)
ニワトリさんが骨付きチキンに出会った。
もしナノブロックにあまり詳しくない方がご覧になっていましたら、「なかなかニワトリ上手いじゃん」と思うかもしれません。
言っておきますけど、ニワトリは市販品ですからね。オリジナルは骨付きチキンの方ですからね。
今、「うわ、ショボ...」って思った人、
歯ァ食いしばれ!(二度目)
とまあ、今回は凄く簡単な作品です。
あまり深く考えず、ちょいちょいっと作るのも楽しいものです。
凄い物を作らなきゃ!とばかり考えていると、何も作れなくなってしまいますからね。
一色だけだと全然おいしそうに見えないので、茶色系を複数使って焼き色を表現しています。
また、チキンの下に敷いた皿ですが、これはちょっとしたテクニックの練習として作りました。
若干マニアックな組み方をしているのですが、解りますでしょうか?
お皿を新円に近づけるためにスロープパーツを使っているのですが、実はポッチを180°変換しています。
お皿の端部を全周ツルっと表現するためです。
それを実現するための構造が、、、
こんな感じ。
フラットパーツを使いつつ、互いに噛み合うような構造になっているのです。
もちこん今回の作品を作るだけが目的であれば、こんな面倒な組み方は必須ではありません。
こういった構造を更に複雑に組み合わせれば、何か面白い表現が出来ないだろうか、とぼんやり考える中での練習作といった感じでしょうか。
そんな小さな閃きや思い付きを蓄積していった先に、なんらかの造形力が身につくであろうと信じて、今年もチマチマと作品を組んでいこうと思います。
自分の成長を感じられる一年になると良いな。
それでは!
ナノブロック de クリスマスツリー 【No.029】
メリークリスマス!
...すいません、書いているのは12/30の年末です。
完全にクリスマスに間に合ってませんね。
今回はクリスマス用に作製した、ナノブロックのオリジナル作品をアップします。
ちょっとだけ更新が遅れちゃった、みたいな風ですが、作ったのは去年の12月なのです。
現実から一年遅れというダメっぷりを発揮しております。。。
でも、せっかく作った物なので、ボチボチ公開していこうかな、と思います。
クリスマスツリー状の台座を飾り付け、まめナノサイズのサンタやトナカイ、雪だるまやプレゼントなどを配置しました。
形としてはシンプルですが、ひたすらグリーンでツリーを作るのが地味に大変でしたね(苦笑)
ちょうどクリスマスのアイテムが店頭に並ぶ時期に、雑貨屋で見た置物にインスピレーションを受けて作製したものです。
そのため自分の感性では出来ないような可愛らしい作品となり、家族からもなかなかの好評でした。
個人的には、このベルが気に入ってます。
小さいサイズで、なかなか上手く表現できた気がするのですが、如何でしょう?
おそらく2017年の更新はこれで最後かと思います。
来年はもう少しスピーディに更新できるんですかねぇ。どうなんですかねぇ。
継続できている、とは言い難い感じではありますが、来年もマイペースにやっていきたいと思います。
皆様もお付き合い頂けますと嬉しいです。
2018年も宜しくお願い致します。
それでは!